男性がクラミジアになったときの症状とは?原因と自覚症状、潜伏期間について | クラミジア感染すると起こる男性の症状

男性がクラミジアになったときの症状とは?原因と自覚症状、潜伏期間について

性病の1つと言われているクラミジア。
クラミジアの性病はとても有名で、この名前を1度でも聞いたことがあるという人が多いのではないでしょうか。
性病は放っておいても治るものではなく、潜伏期間中に性行為を行ってしまうと次々に人に移してしまうので注意が必要です。
男性がクラミジアになってしまうときの原因と症状について詳しく見ていきましょう。

▼ 目次

クラミジアとは?

クラミジアはもっとも多い性感染症の1つで、最近では18歳〜19歳までの女性の10人に3人がクラミジアに感染していると考えられています。
さらに、20代になると20代に3人の割合でクラミジアに感染していると言われています。

女性の感染者は自覚症状がない人が多く、知らず知らずのうちに性交渉を重ねてしまうことで男性にクラミジアが移ってしまうこともあるので注意しましょう。

クラミジアの感染の原因は?

クラミジアに感染してしまう原因はオーラルセックスや性交渉によるものだとされています。
オーラルセックスをした場合、女性の咽頭から男性の尿道へと感染してしまいます。
では、「オーラルセックスをしなければいいの?」という人も中にはいますが、女性の性器がクラミジアに感染していた場合は性交渉を行うことでクラミジアに感染してしまいます。
クラミジアの感染を防ぐためには性交渉にコンドームを使うのが一般的とされているのですが、コンドームを付けない人もいるためクラミジアの性病が増加しつつあるとされています。

男性がクラミジア性尿道炎になったときの症状

オーラルセックス等で男性の性器にクラミジアの菌が付着することにより、尿道の粘膜に感染することをクラミジア性尿道炎と言います。
クラミジア性尿道炎になってしまうと、これに続き精巣上体炎や直腸への局部感染がおこり、直腸炎などになってしまう可能性もあるとされています。
クラミジア性尿道炎になってしまったときの症状としては、1週間〜3週間の潜伏期間後に排尿時の違和感や排尿困難、痛みや尿道のかゆみ、不快感などの症状が現れます。
また、炎症が酷い場合は尿道から透明・白い膿が出ることもあります。

クラミジアの自覚症状について

クラミジアの自覚症状については、男性だけでなく女性であっても自覚症状は少ないとされています。
特に、1週間〜3週間の潜伏期間中は症状が全くないことで、クラミジアに感染していると思う人はまずいません。
潜伏期間が終わり徐々に症状が見え始め、初めてクラミジアに感染してしまったことが分かるのではないかと考えられます。
特に、大きな症状として見られるのは性器のかゆみや痛み、膿などでこういった症状が見え始めてからでないと、クラミジアに感染していることを自覚することは難しいようです。

女性が咽頭クラミジアに感染していると男性も感染する!?その症状は?

仮に、女性が咽頭クラミジアに感染していた場合、ディープキスやオーラルセックスをすることで男性も咽頭クラミジアに感染してしまうことがあります。
咽頭クラミジアの症状としては喉の痛みや咳などが出るため、風邪やウイルス性ではないかと疑い、軽度であれば病院に行かないという人もいるでしょう。
咽頭クラミジアの場合は喉の見た目や症状から分かるものではなく悪化し、喉の奥に白い斑点が出来たことで気付く人もいます。
咽頭クラミジアに感染してしまったかもと感じたときは、病院で検査を受けてみた方がいいと思います。

クラミジアと淋病の違いは?

クラミジアと淋病は同じ性病の種類の1つで、どちらも同じくオーラルセックスや性交渉で感染すると言われています。
しかし、クラミジアと淋病にはどんなところに違いがあるのでしょうか。
まず1つ目の違いは、菌の種類が違うということです。
クラミジアの場合はクラミジア菌が尿道の粘膜に感染して炎症を起こすのですが、淋病の場合は淋菌が尿道の粘膜に感染して起こります。
症状としてはどちらも同じような症状が見られるのですが、一般的にクラミジアよりも淋病の方が症状が出る痛みについては激しいとされています。
また、淋病に感染してしまった場合は睾丸炎を引き起こすこともあり、38度以上の発熱が見られることもあります。
性病では症状が落ち着いたことで病気ではなかったのだと判断してしまう人も少なくありません。
クラミジアや淋病に感染したときの症状が見られる場合は、症状が一旦なくなったとしても新宿の性病科の病院できちんとした検査を受けるようにしましょう。

このように男性がクラミジアに感染してしまうと、性器のかゆみや痛み、排尿時に違和感を感じることがあります。
咽頭クラミジアも同じような症状が出るので、これらの症状が見られるときは性交渉を行わず、病院で検査を受け何も異常なかったと分かるまでは、女性との性交渉を行わないようにしましょう。
性病かもしれないと思いつつも、自分の性的欲求を満たすために性行為を行ってしまうと、性病に感染してしまう人が増えてしまうので注意しましょう。

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クラミジアの原因はパートナー?

クラミジアの原因について

男性がクラミジアになると排尿時の痛みや尿道からの膿など、自覚しやすい症状が現れることも多いです。

性病への感染が発覚するとショックを受ける男性も珍しくありません。

いったいどこで感染したのか、原因は何だったのか気になるところでしょう。

クラミジアは基本的に性的な接触で感染する病気ですから、現在お付き合いしているパートナーがいるならこの相手が原因だったのではと思えるかもしれません。

その可能性はもちろんあるのですが、必ずそうだとも限らないのです。

クラミジアの原因についてご紹介していきましょう。

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クラミジアの潜伏期間とは

男性のクラミジアの症状はいつごろ出てくる?

風俗を利用したり、性病の恐れがある相手と性的接触を持ったりと、クラミジアに感染したのではと不安になっている男性にとって、症状が出るとしたらいつ頃なのかはかなり気になりますよね。

これは1~3週間ほどになります。

これくらいの潜伏期間のあと、症状が出てくることがあるのです。

その症状とは排尿時の痛みや違和感、尿道のかゆみ、尿道からの膿といったものです。

潜伏期間をすぎたあたりからこのような異変を感じたら、クラミジアの感染が疑われます。

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30代のクラミジア発症率。

30代ではどれぐらいの人が発症しているのか

性病の代表的な存在といっても過言ではないのがクラミジアですが、男女ともに20代が最も発症率が高くなっています。

では、30代ではどうなっているのでしょうか。

結果から言うと、20代よりは発症率が下がっているのですが、40代に比べると多くなっています。

男性では20代に次いで多くなっていますが、女性の場合には20代が最も多く、次に10代が多くなっているので、30代女性は3番目に多いのが現状です。

女性の場合には圧倒的に20代が多く発症しており、全体の64パーセントと言われているのに対し、30代は約11パーセントの人がクラミジアになっています。

男性もやはり20代が全体の約54パーセントとなっているのに対して、30代は約20パーセントほどです。

このパーセンテージは平成30年のデータなので、年代によって多少上下することもあるでしょう。

それでも30代は全ての年代と比較をしてもある程度クラミジアの発症率が高いことが分かります。

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クラミジアは検査で発見

症状が出たと思ったらすぐ検査をする

クラミジアは症状が出にくい性病と言われています。

そのため、気が付いたときにはかなり時間が経過していることも多いですし、相当時間が経過しても気が付かないこともあるでしょう。

気が付いたら早急に検査をして、病気を特定することが重要になります。

そのためにはクラミジアというのはどのような症状が出るのかを知っておく必要があるでしょう。

ここで重要なのは、クラミジアは目に見える形で症状が出るわけではないという点です。

もし何らかの症状が出た場合には、別の病気を併発している可能性が高いでしょう。

クラミジアの特徴は、尿道がかゆくなる、排尿時に痛みが発生する場合が多くなっています。

女性であれば他にも下腹部の痛みや性交を行ったときに痛みが出る、帯下が増える場合や不正出血などが出ることもあるので、比較的発見しやすくなっています。

それに対して男性の場合には、先ほど紹介したような尿道の痛みやかゆみぐらいしか症状が出ませんし、それほど激しく痛みやかゆみが出ることも少ないのです。

そのため、男性は女性以上にクラミジアの発見が遅れる傾向にあると言えるでしょう。

発見が早ければ、薬だけでも治療が行えるので、疑わしい場合にはすぐ検査を受けるべきです。

また、発症するまでには5日後から3週間程度かかるとも言われているので、感染源も特定しにくくなっています。

検査の方法と結果が出るまでの期間

クラミジアの検査は、男性と女性でも異なっているのですが、今回は男性の検査方法について紹介します。

男性の場合、検査方法は大きく分けて2種類になります。

1つめは血液検査なのですが、実は血液検査を行ったとしても、性格にクラミジアの感染を特定することができない場合があるのです。

たとえば以前にもクラミジアを発症している場合、現在では完治していても陽性と診断されることがあります。

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クラミジアは放置するべきでない

クラミジアとは何なのか

クラミジアは若い人を中心に、現在最も多く発生している性病とも言われています。
性病の種類によって、男性が多い場合と女性が多い場合があるのですが、クラミジアに関しては女性の方が男性の2倍多いというデータもあるのです。

年間3万人の人が感染しているとも言われているクラミジアですが、発症するとどのような症状が出るのでしょうか。
また、何が原因で発症するのでしょうか。

クラミジアは性病といわれていることでもわかるように、性交を行うことで感染するのですが、クラミジア・トラコマティスという細菌が原因で発症します。
しかし、発症してもあまり症状が出ない人もいれば、尿が近くなる、膀胱が痛くなるなどの症状が出ることもあるのです。
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