病院はいくつかの診療科目に分かれていますよね。
内科や耳鼻科、皮膚科といった病院は比較的身近で、これまでにも一度は行ったことがある方も多いでしょう。
しかしそのほかにも病院はいくつもあり、その中の一つになるのが泌尿器科です。
成人した方など泌尿器科を受診する機会も増えていきますが、そもそも泌尿器科とはなにかよく知らない方も多いですよね。
泌尿器科とは泌尿器、簡単にいうと尿に関連する臓器を診る病院です。
具体的にいうと腎臓、膀胱、尿道などが主な診察対象になるほか、男性の生殖器も泌尿器科が診ています。
このような病院があるのは、泌尿器が病気になる、異常が起こるといったこともあるため。
たとえば尿管結石など、泌尿器科で診察や治療が行われている典型的な症状です。
尿管結石とは体の中に石ができ、それが尿道に入って激しく痛む病気のことです。
痛みの程度は非常に強く、治療を受けないことには何もできなくなることもよくあります。
もしこのような症状が出たら泌尿器科を受診するといいわけです。
このほか、尿漏れや頻尿といった症状も泌尿器科で相談できる症状になります。
年を取ると尿が漏れる、トイレが近くなるといったお悩みも増えてきます。
そのような症状を解消したいときはやはり泌尿器科を受診するわけです。
このように泌尿器科とは尿に関連する症状を診ている病院だと覚えておくといいでしょう。
先の症状を診ると、なんとなく泌尿器科は年配の男性が利用しそうなイメージがあるかもしれませんが、泌尿器科とは若い方や女性でも利用する機会のある病院です。
まず先の尿管結石や尿漏れ、頻尿といった症状は若い方や女性でもなる可能性はあります。
そのときは泌尿器科を受診することになりますね。
さらに、泌尿器科が診ている症状は先のものだけではありません。
若い方や女性がなりやすい病気や症状も診ていることが多いのです。
それは性病や膀胱炎ですね。
まず性病ですが、これは性行為などで感染する病気で、病院で治療しないと治らないものが多いです。
これは性病科などでも対応可能ですが、泌尿器科でも診ていることが多いです。
性行為が活発なのはやはり若い方となるため、性病に感染する機会も自然に多くなり、もし感染したかなと思うときは泌尿器科などで治療を受けられます。
そして泌尿器科では女性がなりやすい膀胱炎という症状の診察や治療もやっています。
このようなことから泌尿器科は若い方や女性でも利用する機会のある病院です。
気になる症状が出たときはぜひ利用してみてください。
