クラミジアは自覚症状が少ない? | クラミジア感染すると起こる男性の症状

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クラミジアは自覚症状が少ない?

性感染症の代表格であるクラミジア

一般的に性感染症と聞くとまずクラミジアをイメージする人が多いと思いますが、中にはクラミジアに対してあまり深刻に考えていない人もいて、大きな問題に発展してから気付くケースもあるみたいです。
なぜそのようなケースが出てくるかと言うと、クラミジアは性感染症の中でも自覚症状が少ないため、自分がクラミジアに感染しているという感覚が希薄だからではないでしょうか。
裏を返せば自覚症状が出てくるころには取り返しのつかないことになっていることもありますので、できるだけ早い段階で治療していくことが大切ですし、何よりもクラミジアを含む性感染症のリスクをできるだけ少なくする努力をしたほうがいいでしょう。

なぜクラミジアは自覚症状が少ないのか

それではなぜクラミジアは自覚症状が少ないのか、そのあたりの話をしていきたいと思います。
まずクラミジアの自覚症状は男性と女性で少し違って、男性のほうが自覚症状を感じやすいため発見は早いと言われています。
男性がクラミジアに感染した場合、初期段階で尿道炎を発症するため、残尿感や排尿痛などの症状が出てきます。
そうすると治療するために泌尿器科を受診するため、クラミジアの発覚に繋がる可能性も高まります。
ただ、クラミジアの菌が尿道を経て前立腺のほうへ移行すると症状が軽くなったり、それまで感じていた自覚症状がなくなったりすることがあります。
これは尿道から前立腺へ移行することで前立腺炎の症状が出てくるからで、前立腺炎は自覚症状がまちまちなのでそれほど大きな痛みや違和感が出てこないことがあります。
そうすると治ったのではないかと勘違いしてしまい、そのまま放置した結果取り返しのつかない事態になってしまうのです。

普段の生活から注意しておく

クラミジアに限らず性感染症は自然治癒することはないと言われていますから、普段の生活の中から自分でリスクを回避することがとても重要なポイントになります。
性交渉の際にはコンドームを着けることはもちろんですが、不特定多数の人と性的な関係を持たないこと、少しでも自覚症状がある場合はすぐに泌尿器科を受診することを意識してください。
クラミジアは性器からだけでなく口など粘膜からの感染もありますので、オーラルセックスであっても注意しなければなりません。
また、普段から性交渉を持つ機会がある場合は定期的に性感染症の検査を受けるのもいいかもしれません。