男性がクラミジアになると排尿時の痛みや尿道からの膿など、自覚しやすい症状が現れることも多いです。
性病への感染が発覚するとショックを受ける男性も珍しくありません。
いったいどこで感染したのか、原因は何だったのか気になるところでしょう。
クラミジアは基本的に性的な接触で感染する病気ですから、現在お付き合いしているパートナーがいるならこの相手が原因だったのではと思えるかもしれません。
その可能性はもちろんあるのですが、必ずそうだとも限らないのです。
クラミジアの原因についてご紹介していきましょう。
先に軽く触れましたが、クラミジアの感染の原因になるのは性的な接触です。
直接的な性行為はもちろんですし、オーラルセックスなどが原因で感染することもあります。
感染源となる陰部に触れた指で相手の陰部に触れるといった接触によっても感染する可能性はあります。
基本的に何らかの性的な接触があるとクラミジアに感染する可能性があるため、パートナーがすでにクラミジアに感染していたなら、ここが感染の原因だった可能性はあります。
ただ、すでに男性の感染が起きてしまった段階では、もうそれを確かめる方法はありません。
男性が風俗などで感染してきて、その状態でパートナーの女性と性的接触をし、女性も感染したというケースもあります。
どちらかが感染した時点で、お付き合いしているパートナーにも感染し、どちらが原因だったのかはもうわからないことが多いのです。
先に触れたように風俗で感染するケースもあるため、すぐに原因が思い浮かばないからと、パートナーの女性が原因とは限りませんから注意してください。
風俗など利用したことが一切なく、浮気などもしていないなら、やはりパートナーが原因という可能性はあります。
すると女性が浮気をしたのかと疑う気持ちがあるかもしれませんが、実はそれも違うことも多いのです。
女性のクラミジアは男性の症状と違い、無症状だったり、ほとんど症状がなかったりすることも多いのです。
そのため過去にお付き合いした男性からうつされていても今日まで自覚がなく、悪意なく今のパートナーの男性にうつしてしまうことがあります。
ちなみにクラミジアの自然治癒はあまり期待できません。
感染したのがかなり昔でもきちんと治療を受けていないなら治っていない可能性があります。
このような経緯で、確かにパートナーの女性が男性のクラミジアの原因となることもありますが、悪意があるとは限らないため、落ち着いて話し合いすることが大事です。