男性が咽頭クラミジアに感染したときの症状は? | クラミジア感染すると起こる男性の症状

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男性が咽頭クラミジアに感染したときの症状は?

日本では近年性病の感染率が高いとされていて、クラミジアは性病の中で最も患者数が多い病気とされています。
クラミジアと聞けば性病だと分かってしまうくらい有名ではあるのですが、年々患者数は増えているのが現状のようです。
その背景には、口腔性交と言われるオーラルセックスが広がっていることが原因ではないかと考えられています。

・性病である男性のクラミジア感染には2つの種類がある!
男性がクラミジアに感染してしまう場合、クラミジア性尿道炎と咽頭クラミジアなどの可能性が高いと言われています。
クラミジア性尿道炎では尿道の粘膜に感染し、咽頭クラミジアではのどの粘膜に感染し細菌が増殖していきます。
クラミジア性尿道炎になってしまったからと言って、咽頭クラミジアにならないということは言えず、この2種類の性病に感染してしまう人もいるようです。
というのも、性行為の場合はオーラルセックスを行った後で、ディープキスをしたりすることが多いため、クラミジア性尿道炎と咽頭クラミジアに感染してしまう可能性が高くなってしまうと考えられています。

・咽頭クラミジアに感染するとどんな症状があるの?
主に、咽頭クラミジアに感染してしまったとき、のどの痛みや発熱などの症状がほとんど出ないと言われています。
ごくまれにのどの痛みや咳が出たときに病院に行って診察を受け、風邪だと思っていたが実際には咽頭クラミジアに関する症状だったと気づく人もいるようです。
咽頭クラミジアの場合は症状が出ない人がほとんどなのですが、鏡で口の中を確認することによってわかる場合もあるようです。
咽頭クラミジアに感染してしまっているときは、のどの奥の粘膜が赤く炎症を起こしていたり、ポコポコした物体が複数できていたり、白い斑点のようなものが出来ているなどの症状が見られることもあります。
のどの痛みや発熱、咳などの症状が全くない場合でも、のどの奥が赤かったり、ポコポコしたものがある場合は病院で診察を受けてみた方がいいと思います。

このように咽頭クラミジアでは症状が全く見られない患者さんも多く、発見が遅れてしまうことが多いとされています。
のどの痛みや咳などの症状が見られない場合でも、気付かないうちにのどの奥に症状が出ている可能性もあります。
毎日の歯磨きや口内エチケットなどを行う際に鏡でのどの奥までチェックし、のどに症状が見られた場合は速やかに病院で検査を受け治療を行うことが先決だと思われます。