クラミジアと淋病って何が違うの?症状の違いと治療法の違いについて | クラミジア感染すると起こる男性の症状

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クラミジアと淋病って何が違うの?症状の違いと治療法の違いについて

性病であるクラミジアと淋病。
「クラミジアについては知っているけど淋病って何なの?違いは?」と答える人が多いです。
この2つの性病は主に粘膜の濃厚な接触で感染するもので、オーラルセックスや性交渉などで感染すると言われています。
では、この2つの性病の違いについて見ていきましょう。

・クラミジア共に淋病では症状が出ない人が多い!
性病であるクラミジア共に、淋病に感染してしまったとき症状が出ない人の方が多いとされています。
この2つの性病による症状はとても似ていて、排尿時の痛みや違和感、尿道のかゆみや灼熱感、不快感などの症状が出ることもあります。
また、炎症が強かった場合は尿道から膿が出たり、悪化することによって激痛を伴うこともあるとされています。
症状の違いとしてはクラミジアに感染したときよりも、淋病に感染したときの方が激しい痛みを感じるとされているのですが、症状だけでクラミジアまたは淋病のどちらに感染しているかを判断することは難しいと言われています。

・クラミジアと淋病の治療薬による違い
性病に関しては抗生物質の内服薬によって治療を行っていくことが多いのですが、クラミジアと淋病の治療の違いはどうなのでしょうか。
一般的にクラミジアではジスロマックSRやクラビット、グレースビットやビブラマイシンなどの内服薬を使って治療をしていきます。
一方、淋病も抗生物質であるジスロマックSRやセフスパンなどの内服薬で治療を行うこともあるのですが、抗生物質の点滴や筋肉注射などで治療を行うこともあるとされています。
クラミジアや淋病の場合は抗生物質に対して耐性を作ることがあり、耐性菌も多いため治療が長引くこともあるとされているのですが、クラミジアの場合は抗生物質の内服薬のみで治療をしていくのが一般的です。

クラミジアと淋病はそもそも細菌に違いがあり、クラミジアはクラミジア・トラコマティスによって引き起こされ、淋病は淋菌によって引き起こされるものです。
このため、多少の症状の違いがあったり、使用する治療薬の違いもあると考えられます。
症状についての違いはクラミジアよりも淋病の方が強い痛みを感じるという程度で、クラミジアとは全く違う症状が出るということはありません。
治療薬の違いではクラミジアは抗生物質の内服薬で治療を行っていくのに対し、淋病の場合は点滴や筋肉注射などで抗生物質を体内に入れて治療をしていく方法があります。
クラミジアと淋病では大きな違いがあまりないので、気になる症状が見られる場合は病院に行って詳しい検査を受けてみましょう。