男性がクラミジアに感染した場合、膿が出たり、排尿時に違和感を感じる、かゆみなどの症状が見られることもあります。
また、症状ではいたみを感じる人もいるため、こういった症状が見られたときに自分の体で何が起こっているのかを調べる人も増えています。
そこで、クラミジアに感染したときのいたみや、悪化するとどんな病気を引き起こすのかなどを見ていきましょう。
・クラミジアではどんないたみを感じるの？
男性がクラミジアに感染すると排尿時にいたみを感じたり、しみていたいなどの症状が見られることがあります。
クラミジアが尿道で炎症を起こしているだけの場合は、この程度のいたみを感じるだけなのですが、尿道から奥にクラミジアの菌が移動していくと、前立腺に炎症を起こしてしまう場合もあります。
前立腺にクラミジアの菌が移動しそこで炎症が起きてしまうと、会陰部のいたみや下腹部のいたみ、鼠径部のいたみや内ももに鈍いいたみを感じることもあるそうです。
クラミジアの菌が増殖し炎症が広がっていくと、いろんな部分にいたみを伴うため炎症が酷くなってからクラミジアに感染していると気づく男性もいるようです。
・クラミジアが悪化するとどんな病気を引き起こす？
クラミジアの菌が尿道から奥に移動することで、前立腺炎や精巣上体炎を引き起こしてしまう可能性があります。
前立腺は精子に栄養を与えて成熟させる臓器で、この部分に炎症が起きてしまうと不妊症の原因となります。
前立腺の奥には精巣上体があり、クラミジアの菌が炎症を起こしてしまうと腫れあがったり、鼠径部にかけて激痛や高熱を伴うこともあると考えられています。
精巣上体炎を引き起こしてしまったときも、前立腺炎と同じで不妊症の原因となるので注意しましょう。
いたみを感じた場合は病院に行って治療を行い、炎症が悪化したり菌が移動するのを防ぎましょう。
このようにクラミジアでは膿や排尿時の違和感、かゆみの他にいたみを感じる人もいると言われています。
いたみの症状では主に排尿時にいたみを感じたり、会陰部や下腹部、鼠径部などに痛みを感じることもあるとされています。
クラミジアの菌が奥へと移動し、前立腺炎から精巣上体炎になってしまうとさらに酷いいたみを感じてしまうので、きちんと治療を受けて菌が奥に移動しないようにしましょう。
前立腺に菌が移動してしまうと抗生物質が届きにくくなってしまうので、クラミジアの症状が見られる場合は出来るだけ早く治療を開始することをおすすめします。
